はい、ひでです
自由が丘。言わずと知れたオシャレタウンなわけですが、ここに大正時代に建てられた家を改装したカフェがあるとのこと。というわけで、超久しぶりに自由が丘へ行きました。たぶん大学生くらいの時に行ったっきりな気がします。
日曜日の自由が丘はとにかく人が多く、駅前から若者でごった返していました。中心部を通り、少し離れたエリアへ。
歩くこと5分、もう見えてきました。この立地でこの雰囲気はすごい。急に別世界に迷いこんだような感じです。
趣きのある日本家屋。
ギャラリーや茶房も兼ねているようです。
入口にはメニューが。
立派な日本庭園です。飛び石を渡っていきます。
玄関。お客さんでいっぱいらしく大量の靴が。
ちょっとしたスペースに座って待ちます。こちらの建物、夏目漱石の娘婿の松岡譲という人が家主と親交があり、二人で茶室を作ることを計画したそう。その際、桑の古材を調達して建てたことから「古桑庵」と名付けたそうです。文豪にゆかりのある建物ということで、ちょっと嬉しくなります。
入口から入って、右側と左側にそれぞれ部屋がありました。こちらは入って右側の部屋。
少し待って、通されたのは左側の部屋でした。こちらの方が大きく、庭園や縁側が見えます。おそらくいつも混んでいるので、こちらに入れたらラッキーですね。
日本人形や刀、茶器などの骨董品などが並べられています。家主の方が集めていたものでしょうか。
建具にも凝った装飾が施されています。
メニュー。外国人のお客さんも多いらしく英語の表記が。
バナナミルクを注文しました。濃厚でおいしかったです!ちょっとしたお菓子もついているのも嬉しい。
自由が丘という立地に、このような歴史ある建物が残されているのはいい事ですね。ただ、少し残念なのは人が多すぎてゆったりと過ごせる感じでなくなってしまっている事です。都内の人気スポットである以上仕方ない事でしょうか。これで人の入りが半分くらいで、もっと静寂を味わえれば言う事なしなんですが、難しいですかね…。
[古桑庵]
東京都目黒区自由が丘1-24-23
03-3718-4203
営業時間11:00〜18:30
水曜定休