飯能には有形文化財に指定されている建物があります。
かつて街道として栄えた通りに建っているこちらの「店蔵絹甚」。絹を売る商店として明治時代に建てられたそう。
内部は無料で見学することができます。
中には解説員の人がいて、丁寧に説明してくれました。
一階の店舗スペース。昔の商家はだいたいこういう造りですね。
昔の写真が飾られていました。似たような商家が並んでいます。ロマンを感じますね。
重厚な蔵の扉。
母屋の方にあったトイレ。
二階も見せてもらいました。
二階の窓からは街道が見下ろせます。100年前にはこの通りも人で賑わっていたのでしょう。
窓の横には「うだつ」という防火壁がせりだしています。
更に上、屋根裏部屋へ。
とても立派な梁が見えます。
このくらい立派な木を使うというのは、相当な費用をかけて建設したということですね。
このスペースはかつて真下にかまどがあり、その煙を逃すために穴があいているそう。
建てる時につけたと思われる印が残ってました。
相当なお金をかけて作られた建造物は、長い年月を超えて今も何かを語りかけてくれます。