こんにちは、ひでです
今日は東京都小金井市にある、江戸東京たてもの園に来ております。こちらは、和・洋問わず、時代を飾った名建築が移築されていて、中にも入って見れてしまうという、建築好きの僕にとっては嬉しさのあまり失神してしまうようなスポットとなっています。
入口に来ました。こちら、小金井公園というかなり大きな公園の中にあるので、かなり歩いて到着です。
案内板です。かなりの数の建物があります。
さっそく一軒目、常盤台写真場です。常盤台というのは関東屈指の庶民派路線である東武東上線にありながら、板橋の田園調布とも呼ばれた高級住宅街です。一度行ったことがあるのですが、確かに大きな家が並んでいてお金持ちの街といった感じでした。
そんな常盤台にかつて存在していた写真場。昭和12年築だそう。
外観。スッキリしてていいですね。アーチ状になった壁や、窓のデザインが当時の流行という感じがします。
入ってすぐ右には応接室がありました。コンパクトながら高級感があります。
和室。タンスが壁にぴったりと収まっています。
こちらは食堂。ダイニングテーブルが置いてあります。
テーブルの上には当時の住宅地の案内図が。駅に近いところにあったことがわかります。こういう旧字体だらけの地図とか見るの好きで、いつまでもぼーっと眺めてしまいます。あまり生産性のない趣味ですね。
炊事スペース。洗い場は石でできてます。ステンレスのキッチンが登場するのはもっと後になってからです。ガス台もなく、かまどで料理していた時代。かかる手間も今とは比べ物にならないくらいだったことでしょう。そりゃあ女性は専業主婦になりますわな。
和室。お茶の道具のようなものがあります。狭いながらも落ち着いた空間。
別の部屋です。窓際の席がおしゃれ。日当たりもよくてカフェのようです。
お風呂はこんな感じ。ボタンを押せばお湯が出てくるわけじゃないんですよ。
2階へ。
2階は撮影スタジオとして使われていたようです。この日は成人式だったこともあって、お願いすればスタッフの方がこちらのスマホで写真を撮ってくれるようでした。僕たちも撮ってもらいましたが、こういうスタジオで撮った写真はやっぱり違いますね。
他にも見て回ったのですが、この一軒で一記事書けてしまったので、他の建物についてはまた別な時に紹介しようと思います。