たてもの園シリーズその3です。近代建築ゾーン。
小出邸です。堀口捨己という建築家の、初期の作品だそう。
応接間です。
洋室なのにどことなく日本的な雰囲気を感じるのはなぜでしょうね。
これは電話。ちゃんと専用の電話室がありました。
浴槽がなかなかの狭さです。今ではちょっと考えられないサイズですが、昔はこのくらいが当たり前だったのでしょう。
トイレ。ぼっとん便所ですね。僕は昔の建築が好きですが、トイレに関してはさすがに今の方がいいです。
板の壁ですがちょっと凝っていて素敵ですね。
次はこちらの建物。
ここは高橋是清邸。2・26事件で暗殺された人ですね。
この建物の窓には、昔のガラスが使われています。今のと違ってちょっと波打っているんですね。それがまたいい味になっています。
この窓、枠の造作も見事としか言いようがありません。
いやー、いいですね。この空間だけ切り取ってうちに取り付けたいです。
更に進むと、黄色い電車が見えてきました。
これは昔の都電ですね。都電は今では荒川線だけになってしまいましたが、昔は東京中を走っていたみたいです。その頃の街を歩いたら楽しかっただろうな。
溜池の字体がたまらなく良いです。
使われていた当時のままの内装で展示してあります。
運転台。電車の運転台を見ると座ってみたくなるのは男なら当然でしょう。
建物だけでなく、街並みまで再現してあるのが楽しいですね。まだ続きます。