続きです。
大きな通りがY字型に交差した地点に来ました。
その交差点に素敵な物件が建っていました。鳳山酒店という看板が出ています。
かなり歴史がありそうな建物。入口も木の引き戸がそのまま使われていていい感じです。
交差点の反対側に渡って眺めてみます。道を挟んだ隣の建物もいいですね。写真という字が旧字体なのも良いです。
側面。住居の入口があります。
後ろ側の住居も味わい深い日本家屋。都心ですが日当たりはよさそう。
ご主人に断って中も撮らせてもらいました。長い時間をかけて作られた空気が漂っています。
昔から使われている陳列棚がどれもいい味。
古道具もさりげなく置かれています。
畳の小上がりの奥が気になります。
酒屋を出て、その横から続く「富士見坂」を眺めます。この坂は途中で分岐していて、分岐点に古びた家が建っています。
明治百年記念というプレートが付いてます。
かなりの急勾配。下から上ってくるのは大変そうです。
分岐した細い方は階段になってます。こちらには「日無坂」という名前があるようです。
古い家には誰も住んでいないように見えます。風情を感じるのでなんとなく取り壊されてほしくないですがそうもいかないかもしれません。
下から見るとこんな感じ。
続きます。