こんにちは、ひでです
今や音楽は、CDを買う人も減り、データや配信で聴く時代。そんなこのご時世に、あえてカセットで音楽を聴くというブームが、ひそかに起こっているらしいです。
というわけで僕もオリジナルでカセットを作ってみることに。まずは何も入ってないテープを買います。60分が4本で¥400くらいでした。
録音にはこちらを使います。USBを差して、録音ボタンを押すと曲を吹き込むことができます。
1980年生まれの僕は、リアルに昔カセットを使っていた世代なので、録音に再生と同じ時間がかかることや、テープがなくなると曲の途中でも容赦なくブチっと切れるアナログっぷりが懐かしかったりします。
ジャケットもオリジナルで作ります。アルバムのジャケ写をネットで検索、スマホでスクショして写真屋さんで四角形の写真をプリントします。
それをケースにはめこんで完成。
テープの中の方も作ります。ジャケット裏面を同様にプリントしたものを半分に切って、テープの穴の位置に合わせてパンチで穴を開け、ボンドで接着します。
いっぱい作りました。
デッキはこちら。Technics製で30〜40年くらい前に作られたもの。ヤフオクで3000円くらいで買いました。
肝心の音はというと、CDともレコードとも違う何とも言えない音! もちろん音質としては低いのでしょうが、それがかえって味わいを増している所もあります。 とくにノラジョーンズは柔らかさがより出る感じがしました。
80〜90年代の日本のポップスも、カセットで聴くのに合う気がします。渋谷系と呼ばれたフリッパーズギター。今聴いても新鮮です。
初期のミスチルも、渋谷系っぽい雰囲気がありました。僕が中学生の時にヒットした「イノセントワールド」よりもっと前の時期です。
便利さも機能も現代のものより断然劣っているアナログな媒体ですが、不思議に惹かれるところがあります。完璧なものより、多少の欠点がある方に愛着が湧くのは人間と同じなんですかね…