たてもの園シリーズ。商店ゾーンです。
村上精華堂とあります。
ここは化粧品のお店だったようですね。
色々なマークを貼ってはがした跡がいっぱいあります。旧字で右から「正会員」と書いてあります。
「志のぶポマード」…いいですね。僕もダンスのとき志のぶポマードつけようかな。
続いては緑色のこの建物。これは銅板建築といって青銅の板が貼ってあります。昭和初期に多く見られた作りのようです。銅板なので最初は褐色ですが、年月が経つとこのような緑色になるようです。
新富町にあったみたいです。築地なんかの近くですね。
こちらも銅板で覆われています。魚の鱗みたいなデザインでおもしろいですね。
吊るしてあるディスプレイがいいですね。
このような時代を知らなくても、懐かしさがあります。
この階段の急さがいいですねー。老後に住める気がしませんけど。
コンパクトな町屋では、こんな感じの急階段が多く見られます。なるべく少ないスペースで設置した結果です。
広場に井戸。ここで近所の人たちが洗濯をしたり、子供が集まって遊ぶわけですね。今となっては失われたコミュニティ。郷愁を誘う風景です。
裏口からこんにちは。
経年劣化して消えかけている看板。
こうした何気ない日々の暮らしが見えてくる展示はいいですね。豪華絢爛な建物もいいですが、庶民の日常の風景にしか出せないノスタルジーがあるわけですよ。